Amazon VPCのAmazonProvidedDNSとほかメモ
VPCユーザーガイドのAmazon DNS について理解するの記載内容について実環境で検証した結果をメモとして記録しています。
目次
AmazonProvidedDNS
VPCを作成した際にデフォルトで設定されているDNSサーバー。
設定されていることは、VPCのDHCPオプションで確認できます。
ユーザーガイドによるとRoute 53 Resolver、Amazon DNSサーバーとも呼ばれているとのこと。
VPCのプライマリ(1つめの)CIDRの+2のアドレスが割り当てられています。
10.0.0.0/16のVPCなら10.0.0.2、192.168.0.0/16なら192.168.0.2となります。
VPCのDNS関連設定で、「DNS 解決を有効化」と「DNS ホスト名を有効化」があります。
DNS解決を有効化
このチェックを外すと、AmazonProvidedDNSが使用されなくなります。
|
1 2 3 |
$ dig www.yamamanx.com ;; communications error to 10.0.0.2#53: timed out |
|
1 2 3 |
$ dig ip-10-0-1-8.ap-northeast-1.compute.internal ;; communications error to 10.0.0.2#53: timed out |
名前解決しようとするとDNSサーバーへのリクエストがタイムアウトします。
有効化するとすぐに名前解決できるようになりました。
/etc/resolv.confにはnameserver 10.0.0.2として設定されています。
これは/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0のBOOTPROTO=dhcpによるものです。
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
$ cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE=eth0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes TYPE=Ethernet USERCTL=yes PEERDNS=yes DHCPV6C=yes DHCPV6C_OPTIONS=-nw PERSISTENT_DHCLIENT=yes RES_OPTIONS="timeout:2 attempts:5" |
VPCのDHCPオプション設定を変更して、EC2インスタンスでネットワークサービスを再起動すると、/etc/resolv.confのnameserverも自動で更新されます。
DNSホスト名を有効化
VPC内でパブリックIPv4を持つインスタンスにパブリックDNS名を設定するかどうかの設定です。
起動中のインスタンスでも有効化すると設定されます。
EC2インスタンスのルート
|
1 2 3 4 5 6 |
$ route -n Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface 0.0.0.0 10.0.1.1 0.0.0.0 UG 512 0 0 ens5 10.0.0.2 10.0.1.1 255.255.255.255 UGH 512 0 0 ens5 |
10.0.1.0/24のサブネットで起動したEC2インスタンスでroute -nを実行してみました。
パブリックサブネットですので、インターネットゲートウェイにルートがあります。
サブネットの外へのゲートウェイは、サブネットの予約IPアドレスのうちVPCルーター用とされている10.0.1.1が使用されています。
これは、VPC内の論理的なVPCルーターの各サブネット向けのインターフェイスとして使用されているようです。
同じサブネットで起動したEC2インスタンスでも確認しましたところ、同じくデフォルトゲートウェイに10.0.1.1が設定されていました。
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
PS C:\Windows\system32> ipconfig Windows IP Configuration Ethernet adapter Ethernet: Connection-specific DNS Suffix . : ap-northeast-1.compute.internal Link-local IPv6 Address . . . . . : fe80::f080:77c6:6665:39ff%3 IPv4 Address. . . . . . . . . . . : 10.0.1.134 Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . . . . . . . : 10.0.1.1 |
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定AIプラクティショナー」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
関連記事
-
-
S3 Intelligent-Tieringのオブジェクトの階層移動をCloudWatchメトリクスで確認
CloudWatchメトリクスの保存期間は現時点で15ヶ月(455日)なのでそろ …
-
-
CloudFront用のAWS管理プレフィックスリストを使用しました
このブログでは、CloudFrontのカスタムヘッダーとALBのルーティングを組 …
-
-
AWS LambdaでChrome HeadlessドライバをAWS Lambda Layersから使う
この記事はSelenium/Appium Advent Calendar 201 …
-
-
Amazon EC2(Amazon Linux 2)にRedmine3.4をインストール
久しぶりに新しい環境でRedmineを構築したくなり、せっかくなのでAmazon …
-
-
AWS CloudFormationでAmazon DynamoDBテーブルを作ってアイテムを追加する
デモ用にDynamoDBテーブルを作って消して、ということをたまにするので、Cl …
-
-
Amazon API GatewayのIAM認証の動作を確認しました
API GatewayのIAM認証は、IAMユーザーが実行できるように認証する、 …
-
-
IAMセッションポリシーの利用(GetFederationToken)
GetFederationTokenでのセッションポリシーは、呼び出し元のIAM …
-
-
Amazon S3オブエジェクトへのリクエストをCloudTrail, Athenaで識別
こちらCloudTrail を使用した Amazon S3 リクエストの識別に書 …
-
-
Rocket.ChatにAPIで投稿するテスト(Postman)
トレーニング期間中で一時利用するチャットが欲しいなあと思い、Rocket.Cha …
-
-
API Gatewayで顧客レベルの使用量プランを設定する
API GatewayのAPIキーを使って使用量プランでのスロットリングも設定し …



