kintoneで設定したスケジュールにあわせてlambda(python)からSQSへメッセージを送る
EC2の起動停止をそろそろ手動でやるのも疲れてきそうなのと、やはり停止するのを忘れてしまってもったいないので。
SQSを挟むほどの規模でもないのですが、慣れておきたかったのでSQSを使ってみています。
今回はSQSへメッセージを送るところまでを記載しています。
SQSからメッセージを受信してEC2の起動停止をlambdaで実行して結果をslackへ通知するのは次回のブログに書きます。
目次
kintoneでアプリ作成
こんな項目を持ったアプリを作成します。
フォームはこんな感じです。
APIトークンを発行します
アプリの設定で詳細設定を展開して[APIトークン]をクリックします。
APIトークンの生成をします。
今回はデータを読むだけなのでアクセス権は閲覧のみにします。
保存した後、[設定完了]をクリックします。
※これをしないと生成したAPIトークンが反映しません。
ターミナルなどで確認します。
YOUR_TOKEN, YOUR_DOMAINは適宜変更します。
データのレスポンスが返ってくればOKです。
Terminalで見づらいのでPOSTMANで見ます。
祝日対応
やりながら祝日も対応しなければと思い、上記のkintoneの曜日に「祝」を足しました。
なんかいいAPIないかなーと探したのですが見つけられなかったのでGoogleカレンダーAPIを使いました。
これをlambdaファンクションと同じディレクトリに格納しておきます。
kintoneからデータ取得してSQSへエンキューするlambda
GitHubはこちらです。
kintoneのレコードから起動対象か停止対象かをチェックします。
起動停止対象の場合辞書型のメッセージを配列に格納します。
SQSにメッセージをエンキューします。
実行してます。
キューにメッセージが送信出来た事が確認出来ました。
次回はSQSからメッセージを受信してEC2を停止起動してslackへ通知します。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
RDS + VPC + Lambda + API Gateway + CloudFront + WAF + ACMでAPIを構築する
RDSのMySQLの情報を与えられたリクエストをキーにしてjsonで返すAPIを …
-
-
slackのbotにWikipediaを調べてもらう(Python on AWS Lambda + API Gateway)
slackのbotに少しでも役に立ってもらおうと、Wikipediaを調べてもら …
-
-
Amazon SNSサブスクリプションフィルターを設定してPython(boto3)からPublish
上記のような構成でRocketChatを使うとき使わないときがあります。 都度都 …
-
-
AWS Transit Gatewayピアリング接続確認
AWS Transit Gatewayのピアリング接続を使用して、異なるリージョ …
-
-
AWS Organizations SCPがリソースベースのポリシーには影響しないことを確認
AWS Organizations SCPで許可ポリシーの設定をし継承の関係を確 …
-
-
ブログ画像のシンガポールリージョンへのレプリケーションはじめました
このブログの画像はS3バケットに保存して、CloudFront経由で配信していま …
-
-
AWS Secrets Manager交代ユーザーローテーション
AWS Secrets Managerの交代ユーザーローテーションを確認してみま …
-
-
Former2で既存リソースのCloudFormationテンプレート出力を試してみた
JAWS DAYS 2020の資料確認のお手伝いを少ししてまして、「ゼロからはじ …
-
-
このブログをAWS大阪リージョンへ移行しました
大阪リージョン爆誕!! 朝起きて寝ぼけながらリージョンを見てると。 「大阪リージ …
-
-
T3.nanoで仮想メモリ割当をユーザーデータで実行する
T3.nanoはメモリがだいたい500MBです。 実行する処理によってはメモリエ …