「Bluemix勉強会 -Watson、Node-RED 最新情報を学ぼう!」に行ってきました
2017/10/19
「Bluemix勉強会 -Watson、Node-RED 最新情報を学ぼう! 」に行ってきました。
目次
さくらのIoTのお話
さくらインターネット株式会社 植木さん
- 台湾からのリモートでのご登壇
IoTとは何か
- 活用範囲が広くて説明がし辛い
- まだThat is IoTというものがない
- IoTの役割ならはっきりとしている
sakura.ioの概要
- 既存の事業領域、スキルセットを変更することなく
- 収集されたデータの流通を見据えた基盤
- 通信モジュールとsakura.io間はソフトバンクの専用線の閉域
- データを迎えに行くという発想
- データセンター事業者ならではの堅牢性
- sakura.ioから先へはJSONでデータを連携出来る
- 通信モジュールはsalura.io専用
- Node-REDはweb socketを使うことで連携
- AWS IoT と連携
- 1モジュールあたり月額60円~
- 毎月1万回の送受信(128byte)が可能
Node-REDとは
- ノードを処理単位としてGUIでつなぐ
- ノンプログラミングで処理をつなぐ
所感
- IoTそのものの解説を入り口にされていたので理解しやすかった。
- 何かを売るためには何をすればいいのかを分析するたとえとして「風が吹けば桶屋がもうかる」。
- 先に何をするためのものかを説明されて、仕組みをそれから説明されていたので、なぜそうなっているのか、「仕組みの理由」がすっと入ってきた。
Node-REDのロードマップや見どころ
株式会社日立製作所 横井さん
- Node-REDの開発本家のオフィスは貴族の建物
- Node-REDアプリを作成するとBluemix Cloud Foundaryから最新のモジュールを持ってきて作成される
- 元々IoTのために作られている
- タブレットでも開発が可能
- 複雑な処理はJavaScriptで記述
- 2014年3月に社内コンテストで開発
- Bluemixの標準搭載のOSS
- キーバインドで簡単に操作出来るTipsなど
所感
- ログイン失敗4回するも楽しそうw
- Node-REDがOSSだったとは知らなかった
- 実際にMacにすぐインストール出来た
- ローカルでNode-RED使えるんだ
Watsonを使ってAIを体感しよう!
日本IBM株式会社 小薗井さん
- 第二次AI エキスパートシステム(大量の条件分岐)
- 第三次AI ディープラーニング(モデルを学習させる)
- Watsonは2010年のクイズ番組でお披露目、それ以前にもチェスのDeepBlue
- Watson APIサービス
- CHAT BOT 事例 「LOHACOのマナミちゃん」、「JALのマカナちゃん」
- みずほ銀行コールセンター アシスタント
- お好み焼き、大阪風と広島風かを判別させてみたら判別出来た
所感
- 「JALのマカナちゃん」誘導型のBotで言語処理をWatsonが補完しているのかなと推測。残念ながら単語のチョイスが良くなかったのか会話はあまり続かなかった。
Watson Natural Language Classifier (NLC)を使って勝手に大阪市FAQを機能拡張してみた
日本IBM株式会社 竹内さん
- WatsonとNode-REDを使ってやってみた例
- 大阪市のなにわコール FAQ
- 1,300件のFAQデータをWatson Natural Language Classifierに読ませるので1時間少しぐらい
- 「大阪マラソンについて知りたい」という質問に対して一番情報がありそうな局を回答、で、「経済戦略局」が95%で、実際に担当者がいる局なので正解。
- 学習させたCSVには「大阪マラソン」という文字はない。
- 経済戦略局にはスポーツ系の質問、イベント系の質問が多かったので、それらに反応したのではないか。
- データの行間を読んで正解を返してくれるシステムが作れる
- 「ゴジラ来襲」では「危機管理室」がトップ
所感
- 全文検索ではなく、学習結果による確率を提示しておられました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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