VUI and IoT device(Alexa Day 2019でのブログ)
以下は、気になったことのメモとか感想を書いています。
登壇者、発表者、主催企業などの意図とは異なる可能性がありますことをご了承ください。
Atmoph Window というディスプレイを備えたIoT製品を提供されている、 Atmophさんのセッション。
目次
Atmoph Windowって何?
世界各地の動画を見て癒やされるというのモチーフのガジェットインテリア。
窓型デバイスでwifiモジュールがついている。
3つ並べて景色をつなげたりもできる。
IoTデバイスとVUI
Atmoph WindowのUIには、スマフォアプリ、近接センサーUI、VUIがある。
スマフォアプリは簡単にインストールできて複雑なことがやりやすいメリットがある。
スマフォアプリの問題点は、スマフォを取り出して、アンロックして、アプリを起動して、操作する、というプロセスが多いこと。
スマフォは個人のものでもあるので、認証が個人に紐づくことも操作できる人を狭める。
近接センサーでは、Windowの前で手をかざせば操作ができる。
トイレの水を流すのに手をかざすのも近接センサー。
操作やインストールが必要ない。
問題点は複雑なことがやりにくく、近くまで行かなければならない。
操作方法を覚える必要がある。
スマフォアプリと近接センサーの問題点両方を解消できる可能性があるのがVUI。
AtomphのAlexaスキルの裏側
機能は電源のON/OFF、カレンダーや天気予報の表示、風景の切り替え。
「フランスの風景に変えて」だけでも発話バリエーションがすごく多い。
景色、風景、眺め、場所、などなど
変えて、見せて、行きたいなどなど
スクリプトで総当たりのJsonを書き出すようにしている。
Atmoph Network SeviceでLambdaからのリクエストを受け取って処理を行っている。
動画のタグ付けは人力で行われている。
ゼロマッチになったクエリはチェックして、ロジック側で力技な変換をすることもある。
Amazon MQのMQTT over WebSocketでサーバーからデバイスへプッシュしている。
ユーザーにどう使われているのか
VUIは全体の7.65%のユーザーで使われている。
これは多いと思いました。
しかしIFTTTを使っている人は10.14%なのでVUIよりも多い。
これはAtmoph Window がガジェットやITに詳しい人がユーザーな傾向があるからかなあと想像しました。
VUI使っている人は1日に6.11回Atmoph Window に話しかけている。
コマンドで一番多いのは電源のON/OFF、次が景色の切り替え。
生活の中で誰でも使えるデバイスを目指せば自然にVUIに到達する。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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