AWS Transit GatewayのVPN接続
2021/07/17
上記のような構成で、オンプレミス側は東京リージョンのVPCでVyOSを起動して接続してみました。
サイト間のVPN接続からも作成できますが、せっかくなのでTransit Gatewayの接続の作成から作成しました。
Attachment typeではVPNを選択して、カスタマーゲートウェイは新規で東京リージョンのVyOSインスタンスのパブリックIPアドレスを設定しました。
ルーティングは動的にしました。
VPN接続が作成されました。
通常のVPN接続同様に設定のダウンロードができます。
VyOSの設定手順は、オンプレミスに見立てたオハイオリージョンにVyOSインスタンスを起動して東京リージョンからVPN接続と同じです。
VPN接続がTransit Gatewayのデフォルトルートテーブルに関連づいています。
ルートもできています。
2 Attachmentsとなっているのは、VPN接続の2つのトンネル向けのアタッチメントですね。
両方にPing確認用のEC2インスタンスを配置して、Ping確認しました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
$ ping 10.0.0.78 PING 10.0.0.78 (10.0.0.78) 56(84) bytes of data. 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=1 ttl=252 time=136 ms 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=2 ttl=252 time=98.4 ms 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=3 ttl=252 time=98.5 ms 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=4 ttl=252 time=98.4 ms 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=5 ttl=252 time=98.5 ms 64 bytes from 10.0.0.78: icmp_seq=6 ttl=252 time=98.4 ms |
東京とオレゴンで試しましたので、100ms弱ぐらいでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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