Aurora Serverless Data APIを有効にしてLambdaからクエリを実行
2021/09/28
目次
Aurora Serverless作成
MySQLを作成しました。
作成時にData APIを有効にしました。
LambdaのIAMロール
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{ "Sid": "RDSDataServiceAccess", "Effect": "Allow", "Action": [ "rds-data:ExecuteStatement", "rds-data:ExecuteSql" ], "Resource": "arn:aws:rds:us-east-1:123456789012:cluster:cluster-id" } |
IAMロールに設定するIAMポリシーです。
rds-dataは、RDSDataServiceのAPIアクションを許可する必要があるのですね。
今回の検証ではExecuteStatementのみでOKです。
ExecuteSqlというのを足してますが、これはboto3のexecute_sqlを実行してみたかったのですが、結果から言うとexecute_sqlは非推奨でした。
他にはSecrets Managerへの権限が必要です。
Secrets Manager
Aurora Serverlessで作成したMySQLに対してシークレットを作成しようと思ったらできてました。
Data APIに必須だからですかね。
便利ですね。
Lambda関数
コードを短くするためと再利用の必要がなかったので直接書いてますが、必要に応じて変数化しますよね。
デモ用のコードです。
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import json import boto3 def lambda_handler(event, context): rds_data_client = boto3.client('rds-data') response = rds_data_client.execute_sql( dbClusterOrInstanceArn='arn:aws:rds:us-east-1:123456789012:cluster:cluster-id', awsSecretStoreArn='arn:aws:secretsmanager:us-east-1:123456789012:secret:secret-name', database='demo', sqlStatements='select * from user' ) print (response['records']) |
An error occurred (BadRequestException) when calling the ExecuteSql operation: This API is deprecated and not available. Use ExecuteStatement API instead
ExecuteSqlは非推奨なのでExecuteStatementを使用しましょうというエラーでした。
ということでExecuteStatement版です。
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import json import boto3 def lambda_handler(event, context): rds_data_client = boto3.client('rds-data') response = rds_data_client.execute_statement( resourceArn='arn:aws:rds:us-east-1:123456789012:cluster:cluster-id', secretArn='arn:aws:secretsmanager:us-east-1:123456789012:secret:secret-name', database='demo', sql='select * from user' ) print (response['records']) |
成功しました。
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[[{'longValue': 1}, {'stringValue': 'yamashita'}], [{'longValue': 2}, {'stringValue': 'mitsuhiro'}]] |
こんなレスポンスでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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