AWSマネジメントコンソールのマルチセッションサポート
AWSマネジメントコンソールにマルチセッションサポートが追加されましたので使いました。
これまでは、Chromeの1プロファイルに対して1つのセッションでしたので、複数のAWSアカウントやロールを使って同時にアクセスしたい場合は、Chromeのプロファイルを追加して別のウィンドウでアクセスしたりしていました。
これが1つのChromeプロファイル、1つのウィンドウ内で別セッションとして扱えるようになったようです。
目次
マルチセッションサポートをオンにする
右上のアカウントIDなどからたどるロールを引き受けるメニューに、[マルチセッションサポートをオンにする]が追加されているのでクリックしました。
ダイアログが表示されたので、[マルチセッションサポートをオンにする]をクリックしました。
セッションを追加する
[セッションを追加]が追加されたのでクリックしました。
別タブでAWSアカウントへのサインイン画面になったのでサインインしました。
この時点で元のタブでセッションは残ったままでした。
追加したセッションでロールを引き受ける
新たにサインインしたタブで[セッションを追加]の右に下向き三角をクリックして、ロールの切り替え履歴から選択しました。
履歴にないものは[新しいロール]で切り替えできるようです。
続けてもう1つセッションを追加しました。
3つのセッションが有効になって、現在有効なほかセッションも確認でき、切り替えできるようです。
「セッションが切れました」となってブラウザを更新すると現在有効な3つのセッションから選択できました。
できなくなったこと
アドオンの AWS Extend Switch Roles を使っていたのですが、マルチセッションサポートをオンにしている状態では使用できませんでした。
そのうちアップデートされるかもしれませんね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
EC2インスタンスが到達不能になって復旧してMackerelで監視し始めた
きっとばりばり使っておられる方ならよくある事なんだろうけど、はじめて体験したので …
-
-
AWS Lambdaで Unable to import module エラーが発生したときは
そもそも、Pycharmのナビゲーションペインでディレクトリごとドラッグ& …
-
-
S3 VPCエンドポイント設定前と設定後を確認
S3のVPCエンドポイントを設定した際に、S3バケットのAPIエンドポイントへの …
-
-
AWS CodeCommitのリポジトリをiPhoneのWorkingCopyアプリから使う
iPhoneからも執筆できるようにしておこうと思いまして、iOSアプリのGitク …
-
-
EC2インスタンスプロファイルによってAssumeRoleされた認証情報の有効期限は短くできるのでしょうか
「EC2インスタンスプロファイルによってAssumeRoleされた認証情報の有効 …
-
-
ENAが有効なEC2インスタンスの帯域幅をiperf3で確認してみた
同じ Amazon VPC 内で Amazon EC2 Linux インスタンス …
-
-
API Gateway 作成済REST APIの定義をSwaggerの形式でエクスポート
SAMで似たようなAPIを作りたくて、エクスポートしました。 Swaggerは、 …
-
-
Amazon Connectの新規作成からプッシュボタン入力と発信元電話番号をLambdaで処理するまで
とりあえずやりたいことはタイトルに書いたとおり、「電話をかけて、プッシュボタンに …
-
-
AWSアカウント ルートユーザーのMFAが使えなくなったので復旧
AWSのルートユーザーどころか、MFAが使えるログインすべてが使えなくなって焦り …
-
-
kintone webhookからAWS API Gateway – Lambdaを実行しレコードの値を渡す
2017年2月のアップデートでkintoneにWebhook機能がリリースされま …