「コミュニティリーダーズサミット in 高知 2022初鰹編」に参加しました
「コミュニティリーダーズサミット in 高知 2022初鰹編」に現地参加してきました。
はじめて参加したのは初回の2018年でした。
昨年以来の3回目の参加でした。
ひと味違った南国の熱量を感じた高知の午後 ~「コミュニティリーダーズサミット in 高知 2018」に行ってきました~
「コミュニティリーダーズサミット in 高知 2021初鰹編」に参加しました
どんな仕事においても、コミュニティのお話や経験の中に刺激やヒントになることがあるので参加できるときに参加しています。
そして持ち帰り試せるときに試す、そのモチベーションも得られることもあります。
ここで得て活かして試してみたものを、またどこかでアウトプットできれば幸いです。
この記事では、気になったキーワードとそれについての気づきや考えを記録しています。
目次
会場到着まで
今回は大阪から車で向かいました。
6:30頃に出て10分休憩を3回とって10:40頃に到着しました。
約300km、4時間ぐらいでした。
お昼ごはんは、5019バーガーで「強引具バーガー」を食べました。
思いっきりつぶしてなんとかかぶりつきながら完食しました。
いろんな具材を一気に味わえて楽しかったです。
キックオフ
運営の小林さんから開催主旨や概要、やってきたことなどなどを発表されていました。
高知で活動して高知からさまざまな発信されて高知でワーケーションなど主催されています。
自分が地元で同じようなことができるかと言われると、できる気がしないです、すごいですね。
How to make a movement 〜社会運動の起こし方。 #武闘派CIO の場合~
モデレーター:酒井さん
パネリスト:喜多羅さん、友岡さん、長谷川さん
『そろそろ次の世代を育てていかなければならない』
ここで酒井さんから「なりたいと思う人っているんですか?」との問いかけ。
私が思うのは、まずCIOの必要性を会社が認識すること。
これは友岡さんも仰ってました。
CIOが必要ないと言ってる会社で、1エンジニアが会社と戦ってまで改善するのは無理がすぎるケースが多いです。
小さい成果を積み上げて理解を求める手段はけっこうされてるエンジニアさんは多いと思います。
それだけだと会社全体としてITシステムへの投資価値を高めるのは遠いんですよね。
喜多羅さんが前職退職時に数社から手伝ってとご依頼をいただいて、「なぜ自社の担当者に頼らないのか?」という問いから「次の世代」につなっがたとのことでした。
これがまさに今の状況を物語ってるといえるのではないでしょうか。
社内の人員よりも、社外の実績を持っている人から知見を得たいケースが多いということでしょう。
その知見を得て社内でCIOとなるべく経験を積み重ねる、またはCIOの価値を知り採用するとなればいいですね。
私のミッションとしては、技術により可能となる課題解決、価値創造、その価値を多く広めていくことです。
CIOが例えば社長と同じぐらい、存在して当たり前な役割になる世界に近づく一手となれればよいです。
『情熱を自分で絶やさず引き継ぐには?』
「(やらせるのではなくて)イニシアチブをもってやりはじめたときに手放しでやってもらう、フィードバックはする」
やってみせて、やらせて、ほにゃららですね。
本当そうですね。
「やらせて」については「やりたい」がスタートなので「やりたい」人が出てこなければなくなってもしかたないです。
無理やりやってもらっても、それ以上のことはできないです。
たまに役割が人を作ることもあるので、そう限ったものでもないかもですが。
多くのケースでは自己選択式になると、うまくいかない原因を自分の選択結果に求めるようになります。
自責です。
そうなると改善が早く的確で、成功に近づきやすくなります。
自責は自分を責めることではなく、自分の選択を第三者目線で何が原因だったかを冷静に分析することです。
そして次の選択肢を考えます。
『打ちのめされることもある』
チャレンジしなければ打たれないです。
なのでこの御三方は人一倍打たれてると思います。
なので悩みすぎないようにすることも大切と仰ってました。
鉄人でもなんでもないんですよね。
『ぺーぺーとして飛び込んでみる』
居心地のいいところ、支援者が多いところ、フォロワー、ファンが多いコミュニティばかりではなく、誰も自分のことを知らないぐらいのコミュニティに飛び込んでみるのも良い。
その過程でなんらかの力を得ますよね。
アールスリー、コミュニティコミットやめたってよ
どりぃさん
『スライドにあわせて台本を見ながらアフレコしている現場』
????
どういうことかなと思ってたら、まさにそのまんまそういうことでした。
自社プロダクトのCustomineのコミュニティに自分たちが関与しないことを決めた。
フルで関与せずにどういう運用をされてるのか気になるところでしたが、残念ながら時間切れとなって聞けなかった。
また、そのうちお聞きしたいです。
コミュニティはあなたと会社を救う 〜明るく!開く!つながる!〜
モデレーター:辻さん
パネリスト:西村さん、原さん、平松さん
『「何かおもしろいことをしている人」コミュニティ』
一業態一社しか行かない平松さんの現職の状況的ピンチに対してのコミュニティを活かした取り組みのお話でした。
「楽しい事しかしたくない」でやってたら「何かおもしろいことをしている人」という認識になって興味のある人が集まってくるようになられた。
私も「楽しくないこと(不要なこと)はしたくない」として仕事に取り組んできたので、現状をどう判断されてるのか興味をもってお話を聞きました。
平松さんのまわりに集まっている社外の人を巻き込んだプロジェクトにより、社内の人と社外の人をつないだ。
それによって社外からの「会社の顔」を社内が認識することになった。
良くも悪くも外からの声って影響力強いんですよね。
それを良いほうへ活かされた取り組みでした。
『起点になっているコミュニティ、口に出して風に乗る』
鹿児島でリモートワークされてる西村さん。
バイクの事故で片足を切断されて義足ユーザーコミュニティにも参加されている。
WordPressやWebの勉強を始めた、仕事の依頼、学会への出席依頼、車の部品を作ってくれる人が現れた、などなど起点になることがコミュニティで多々起こった。
熱く語る人に引き寄せられるようになり、現職に就かれた。
ほんと、口に出すこと大切ですね。
『おもしろい会社はつくれる』
会社でスナックをつくった原さん。
前回のCLS高知でスナックかすがいというトークイベントのことをを発表されていた製菓会社の原さん。
「スイッチONタブレット」
やる気スイッチをONしたいときに食べるラムネ。
スナックかすがいでお会いしたやる気スイッチグループさんとのコラボ製品を発表。
「おかしな実験室」という新部署も立ち上げられた。
偶然が生み出すキャリアの変遷点
タイトルがあってるか自信がないです。すいません。
最初『モルゲンロットが目指す次世代グリーンコンピューティング』というタイトルを表示されてましたが変わりました。
少しだけPRをちら見せして本題に入られるの面白いですね。
スポンサーセッションなので、PRメインでもいいと思うんですが、関係ないお話をされてて面白かったです。
「偶然」と仰ってましたが、好きなことをアウトプットしてつながりが増えてキャリアに反映してきたというシンプルで素敵で面白いお話でした。
“楽しい”が地域を生かす ー持続可能なムーブメントの起こし方ー
モデレーター:堀見さん
パネリスト:小野さん、関さん、松島さん
『もっと楽にもっと楽しくもっともうかる農業をデータドリブンで』
IoP(Internet of Plants)で”楽しく”農業をサポートされている松島さん。
国全体やそんな規模ではなく、高知県でいいサイズ感でできてるから、柔軟に対応でき活用されている。
データが見えるようになったことで、農家さんの課題が明確になり、それをまた違う農家さんに伝えていっている。
『お酒』
シビックテック(市民とテクノロジーの融合取り組み)アプローチなど推進されている関さん。
ほんとお酒は大切です。
『見える化されると協力してくれる人が増える』
いきつけいなかやとまととなどを展開されている小野さん。
人を巻き込むためには「楽しい」が必要。
そして「見える化」。
やろうとしていることが机上の話だけだと、何をやろうとしているのか伝わらない。
だから実体が必要。
そして小さくても結果があるとなお伝わりやすいですね。
NewsPicksが企業と創り出す「共創コミュニティ」とは
NewsPicksは現在689万人のユーザーに使用されている。
ユーザーと企業をつなぐコミュニティを創られている。
青山さんとビジネスウェア3.0シン・シゴト服ラボ|ビジネスウェア3.0を定義するをされている。
あがり症の私がコミュニティを始めたら
松本さん
「会話はキャッチボール」だけど「会話」が苦手な松本さん。
飲み会で席に座ると左右にテーブルが割れたり、オンラインでは話すタイミングで飲み物を取りに行くタイムになったり。
BOSCH Nightという車、バイク好きのコミュニティを始められた。
ファン有志のコミュニティ「Bosch Night」と育むブランド認知
他にもコミュニティ運営を積極的にされている。
今日はリアルファーストピンコスプレで登壇されてました。
コミュニティ活動に精を出していたらモテモテになって転職できた
中道さん
JBUG広島、全国イベント運営の中道さん。
島根に移住されてリモートワーク可能な会社に転職された。
- 運営のときはワクワクすることだけをやる。
- 参加するときはとにかく話して伝える。
- 依頼はすべて受ける。
これを3年間続けていたら人生を切り開く力を得られた。
そしてご年配男性にモテモテになったそうです。
36才SEの転職日記
コミュニティに関わって自分にあった働き方ができるようになった
モライス緑さん
ポルトガルの方と結婚されてるので珍しい姓のモライスさん。
freeeにいらっしゃるときにコミュニティを立ち上げられたのが転機になった。
今は退社されて業務委託としてコミュニティマネージャーをされている。
人と世界をつなぐ「窓」でコミュニティをむすぶ
阪井さん
テレプレゼンスシステム「窓」を提供されている。
遠隔コミュニケーションを、ドアの大きさの「窓」で実現されている。
導入トライアルなどをされている。
https://musvi.jp/
後世に繋げる食(仁淀川)
岡﨑さん
鮎と仁淀川のお話。
うを兼 ご主人の岡崎さん。
仁淀川は高低差があり筋肉質な鮎が育つ好環境。
でも、河で遊ぶ人が減って、害虫が増えたり鳥に鮎が食べられる機会が増えている。
「河原にもっと人が必要!」
ということで仁淀川を訪れる人が増えてほしいので鮎釣りツアー企画中!!
プリズムテック株式会社さんのサポーターセッション
プリズムテックさんはユーザーコミュニティの運営、支援をされている会社。
テスラが愛車でテスラユーザーコミュニティにも参加されている。
テスラのコミュニティって楽しそうですね。
今後コミュニティを支援するビジネスもますます活性化しそうですね。
まとめ
コミュニティはやるもやらぬむ参加者側の自己選択が良い。
そのための環境を必要に応じてサービサーは提供できれば良い。
そのためにコミュニティの価値を体験して組織内外にアウトプットし続けよう。
と改めて思いました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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