EC2ハードウェア専有インスタンス(Dedicated Instances)を起動して請求書を確認してみました
EC2ハードウェア専有インスタンスのサイトには、次の料金と表記されています。
* リージョンごとに2USD/1時間
* インスタンスタイプごとのハードウェア専有インスタンス利用時間料金
起動してみてそのとおりかを確認してみました。
ハードウェア専有インスタンスとして起動できるインスタンスタイプが限定されていましたので、a1.mediumで試してみました。
前提条件としてEC2インスタンスの起動できるvCPU制限が257以上になっている必要がありました。
私のアカウントでは32でしたのでService Quotasから引き上げリクエストを送信しました。
目次
EC2インスタンスの起動
a1.mediumを使用するので、AMIはAmazon Linux2のArmにしました。
インスタンスタイプはa1.mediumにしました。
テナンシーは専用インスタンスにしました。
数時間起動してみて翌日請求書を確認しました。
リージョンごと1時間2USDのハードウェア専有インスタンス料金と、インスタンス料金が確認できました。
インスタンス料金は、オハイオリージョン、Linux、a1.mediumでオンデマンドインスタンスなら0.255USDのところ、0.027USDでしたので、少し高い料金が確認できました。
発生エラー
Dedicated Instance launches require a vCPU limit of at least 257. This is above your current vCPU limit of 32 for the instance bucket that the specified instance type belongs to. Please visit http://aws.amazon.com/contact-us/ec2-request to request an adjustment to this limit.
Running On-Demand Standard制限のvCPUが32になってました。
ハードウェア専有インスタンスでは最低でも257になっている必要があるとのことで、Service Quotasから引き上げリクエストを送信しました。
4日ぐらいで引き上げされました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
CodeGuru ProfilerでLambda関数(Python 3.9)のパフォーマンスを確認した
CodeGuru ProfilerでPython 3.9のLambda関数の推奨 …
-
-
EC2:RunInstances APIにリクエストしてEC2インスタンスを起動(署名バージョン4、Postman)
AWSのAPIリクエストってHTTPでもよかったですよね?って思って、確認のため …
-
-
AWS Secrets ManagerのローテーションでLambda関数の管理が必要なくなりました
Amazon RDS と AWS Secrets Manager の統合を発表と …
-
-
RocketChatの匿名登録時のtoo many requestsエラー対応
匿名ユーザー登録時のtoo many requestsエラー RocketCha …
-
-
BearからNotionへの引っ越し(Amazon Q Developer for CLIに丸投げ)
MacとiPhoneでのテキスト管理と共有で長年Bearを使っていましたが、Wi …
-
-
AWS Transit GatewayのVPN接続
上記のような構成で、オンプレミス側は東京リージョンのVPCでVyOSを起動して接 …
-
-
Amazon CodeCatalystのスペースとプロジェクトを作成してみました
Amazon CodeCatalystはIAMユーザーで操作するのではなく、AW …
-
-
AWS Organizationsからメンバーアカウントを直接「閉じる」ことができるようになりました
これまでは、メンバーアカウントはOrganizations組織から「除外」して独 …
-
-
AWS Organizationsで組織全体のAWS CloudTrailを有効にしました
Organizationsのサービスメニューから、CloudTrailを選択して …
-
-
Amazon Location Service入門ワークショップ-ジオコーディング
ジオコーディングにより住所を緯度経度に変換したり、逆に緯度経度から住所を求めたり …





