JAWS FESTA 東海道 2016に行ってきました
JAWS FESTA 2016に行ってきました。
今回はボランティアスタッフ参加ですので、会場となる名古屋工業大学に9時の集合です。
集合してまずはミニのぼり作成のお手伝いです。
なんだかんだで、会場準備も整ったのではじまるよってことで記念撮影です。
「とうかいどー」って言ってます。
とりあえず受付を担当させていただきました。
多くの人と話せるのっていいですね。
自分が別ルートだったので本ルートで来た大阪組も続々到着です。
いよいよオープニングからスタートです。
目次
金融クラウド&FINTECH最前線。~AWSで金融からイノベーション
金融庁
- 金融機関におけるクラウド活用
- リスク管理の方法としてSOC2監査報告書活用が明文化
- ブロックチェーン技術の活用
- オープンAPIの活用
- 仮想通貨の規制を設けて運用
AWS公開事例
- MoneyTree
- freee
- ウェルスナビ
AWSSummitで語られたこと
- クラウドは安いからではなく企業文化を変えるために使う
- とにかく使ってみる、開発のスタイルを変えられる
- 既存システムの載せ替えではなくイノベーションの基盤
Fintech拡大と銀行の対応
三菱UFJ銀行
- 銀行APIを提供してハッカソン開催、フィードバックを得ながら作っていく
FINTECH協会
- FINTECHスタートアップ支援、政策提言
- コンプライアンス、銀行APIの分科会(2週間に1回)
- 金融庁、FISC、内閣府、AWSも参加
- FINTECH API meetup
- 東京ビットコイン会議
FINTECHの動向を聞いて、もうそこまで来ているんだ〜って思った後は全員でラジオ体操です。
受付に戻るとランチタイムセッションのお弁当交換と受付が未の人の受付で大忙しです。
展示コーナーの教室にはお菓子の城が出来ていました。
これだけのお菓子が後ほどCodaDojoの子どもたちの来襲できれいさっぱりなくなります。
ボランティアスタッフでもちゃんと聞きたいセッションには参加します。
Road to Aurora
-名刺アプリEightの裏側を支えるクラウドデータベース-
元の構成
- RDS MySQL
- EC2 mroonga MySQL
- Spider
新構成
- Aurora
- Amazon Elasticsearch Service
Amazon Elasticsearch Service
全文検索検討案
- CloudSearch案 リアルタイム反映が出来なく、CloudSearchを見ないと全文検索出来ないので外した
- AES 将来的にVPCに来る予想、マネージドサービス
- Eleastic Cloud コスト高
全文検索データ移行の苦難
- Logstash推し(使い慣れていない)
- 1user-1indexは無謀、複数User-1indexで対応
- CPU100%に貼りつくことがあったのでスケールアウトするようにしました
RDS
移行
- 複数種類のインスタンスを1つのインスタンスへ
- Database Migration Service
- Task SettingsのTarget table preparation mode は重要
- カスタムマッピング
- Auroraは一番大きいサイズにする
ブロックチェーンとは何なのか?
Bitcoinのブロックチェーンの特徴
- 取引情報を時系列に分散管理する仕組み
- 取引データは10分に1回ブロックに記録される
- データがチェーンのようにつながっている
- 不特定多数のノードでデータが管理されるので障害に強い
- 特定ユーザーがシステム投資することなく運用が可能
- 主体となる管理者がいない
- 非可逆的な記録台帳
- P2Pネットワークを利用した分散データ管理
- マイニングとはある条件を満たすハッシュを生成する仕組み
- Bitconinはマイニングによってのみ発生する、これが発掘
- 双方向のペイメントチャンネル
The Future will be Serverless. / re:Invent the true Cloud era.
事例 : 日経新聞紙面ビューアー
- 1つの大きい画像がS3があがれば様々なレイヤーのが画像をImageMagickで作っている
- ローカルユニット、デプロイもサーバーレスJob
- 朝刊配信前に18000のJobが実行される
最近のServerlessの定義?
- Function as a Service(Lambdaなど)
- Functional SaaS(Firebaseなど)
サーバーレスが活用される場面
ソフトウェア開発の高速化
例 : タイプスクリプトの開発者が2名のスタートアップ企業
– 13,307行のタイプスクリプトを4ヶ月で書いた
– SPAをGithub->CerclCI->S3にホスト
サービスマネジメント
- NoOps Opsを減らしていく考え
- Ops(ITマネージメントサービス全般(私もそう思う))を減らす
エコシステム
- プラットフォーム事業者(FaaS,FS(AWS,Google)など)
- フレームワークやツール提供(コードの再利用,開発を簡単にするために日々開発)
- アプリケーション開発者(Serverless Meetups)
サーバレスアーキテクチャのパフォーマンスチューニンク
- パフォーマンスを測った構成は ACM + CF + AG + Lambda + RDS
- データベースはVPC内でも外でもパフォーマンスは変わらなかった
- Java + RDS の4秒がより Python + Dynamoでは1秒~0.5秒に
- R53 + LetsEncrypt + AG + Lambda + Dynamo で0.8秒~0.4秒に
- 再利用できるもの(boto3.clientなど)はハンドラーの外に出すとスピードアップ
業務系のAPIでもこのCDPは多いです。なのでチューニング聞けるのん嬉しい。 #jawsfesta #jft2016_5223
— 山下 (@yamamanx) 2016年10月22日
Java + RDSからPython + Dynamoでパフォーマンス改善か~。Java + Dynamoが遅くなったのならPython + RDSではどうなるんだろう。 #jawsfesta #jft2016_5223
— 山下 (@yamamanx) 2016年10月22日
この後のパネルセッションで、思いっきり勇気をもらいました。
そして懇親会です。
昭和6年創業のいい感じのビールの殿堂です。
けっこうないい感じで記憶が曖昧です。
この後、名古屋駅付近で2次会にも行って、危うく泊まってしまいそうだったのですが、日帰り組の熱い結束で見事自分の心に打ち勝つ事が出来、無事に大阪に帰ってくる事が出来ました。
今回、東海のメンバーは週一のミーティングを重ねて前日もHUBにも行けずにぎりぎりまで準備に追われて、当日もずっとせわしなく動き続けて。
そしてそれを手助けする全国のメンバー。
それぞれがそれぞれの出来る範囲で楽しんでされているんですよね〜。
みなさん、本当にありがとうございました〜!
お疲れ様でした〜!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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