Microsoft TeamsのIncoming Webhooksを使ってAWS Lambda(Python)からFeedlyの記事を自動投稿する
Microsoft Teamsの検証を始めましたので、Slackで自動化している投稿もやってみよう、ということで。
目次
Incoming Webhooksの設定
Slackでは、チーム全体にIncoming Webhooksを有効にして、投稿するAPIでチャンネルを指定しますが、Teamsはチャンネルに対してIncoming Webhooksを有効にして、そのチャンネル用のAPIエンドポイントが発行されます。
では、設定していきます。
対象のチャンネルを選択して[コネクタ]メニューを選択しました。
Incoming Webhooksをインストールして[構成]をクリックしました。
任意の名前を入力してアイコンをアップロードします。
ここで設定した名前とアイコンが投稿に使われます。
POSTする先のAPIエンドポイントが発行されるのでコピーしておきます。
Lambdaのコード
元々Lambda→DynamoDB→Lambda→Slackなので、
本当はLambda→DynamoDB→Lambda→SNS→SQSファンアウトで並列でSlackとTeamsに投稿するのが良さそうですが、今回はすでにSlackに投稿しているLambdaに処理を追加しました。
理想構成
今回の構成
追加したコード
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
requests.post( teams_url, json.dumps( { 'title': title, 'text': '[記事リンク]({url})<br>{summary}'.format( url=url, summary=summary ) } ) ) |
1つ目のパラメータのteams_urlには、Incoming Webhooksで発行されたAPIエンドポイントのURLを指定します。
2つ目のパラメータでtitleとtextを指定する必要があります。
textではマークダウンが使えるようなので、「記事リンク」という文字列に記事のURLを指定しています。
改行は
にしています。
このコードの全体を見られる方はこちら「Feedlyのフィードを自動でSlackへ投稿する(AWS Lambda , Amazon DynamoDB)」をご参照ください。
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