ゼロからはじめるAlexaスキル開発(Alexa Dev Summit Tokyo 2018)に参加しました
2020/04/21
Alexa Dev Summit Tokyo 2018 Day2最初のセッションは、ゼロからはじめるAlexaスキル開発に、人への説明ロジックを整理するために参加しました。
目次
Alexaの仕組み
ウェイクワード→音声のままクラウドへ。
音声をテキストへ。
ここで自然言語理解と機械学習でコマンドにしてコンピューターへ。
やりたい内容がプログラムへ渡される。
応答をjsonコマンドで返す。
Alexaが音声合成してスピーカーから発声する。
デバイスについて
Echo
代表的なデバイスはEcho。
dotはコストと大きさを抑えている。
dotの分解写真。
Echoのほとんどはスピーカー。
Echo Spot
Echo Show
画面が出ることによってより幅広いシナリオに対応。
fire tv stick
Alexa搭載のfire tv
Fire tv stickのリモコンがなくてもAlexa対応デバイスがあればそこからもつながる。
BOSE
SONOS
MANOMA
各ベンダーからもサードパーティ製品
Canon
EPSON
音声指示による印刷
Alexaの音声サービス
VUI(音声ユーザーインターフェース)の特徴
プログラム開発はごくごくありふれたもの。
デザインが特殊で、デザインの特徴を捉えて活かすか殺すかで、スキルの良し悪しは大きく変わる。
Echo 公式CMから特徴を見ていく。
Amazon Japan Official – YouTube
ハンズフリー
- 着替えながら
- 料理しながら
- 運転しながら
- 歩きながら
すぐにアクセス
- スマフォを取り出さなくても
- アプリを起動しなくても
- 忙しいときにちょっと声をかけてアクセスできる
幅広い人に使ってもらえる
- スマフォのユーザービリティもあがっているが、それでも新しい技術
- 古来からの音声を使ったインターフェース
状況に応じた対応
- 前後の文脈も考慮
- コンテンツを吟味した対応
- 上っ面ではない
どこでもAlexa
- 小さいパーツで実装可能。
- どこにでもAlexaを連れて行くことができる
Alexaは新しい人とITの接点。
Alexaスキル
標準機能
タイマーセットや会話など
機能拡張がAlexaスキル
スキルを有効にしてもデバイスにインストールされるわけではない。
クラウド上でスイッチがONになるだけ。
エンターテイメント、生活、買い物、さまざまなスキルが公開されている。
Amazon Payとも連携
日本赤十字、出前館
ホームデバイスを操作
テレビやエアコン、照明、家電を操作。
赤外線リモコん全般に対応しているものも。
画面対応スキル
それぞれのデバイスにあわせた調整も可能。
ASKを使ったスキルの開発
開発フレームワークは2種類ある。
- Alexa Skills Kit
- Alexa Voice Service
スキルの種類
スマートホームスキル
- スマートデバイスの制御
- VUIデザイン不要
- スイッチ、照明。ドアロック、エンターテイメント
- プラグ、コンセント
- インターネットにつながっているデバイスはスマートホームスキルと直接つながる。
- インターネットにつながっていないデバイスはスマートホームハブを使って接続(赤外線など)
- Echo Plus , Echo Show はZigbee対応しているので直接つながるのでスキル不要
フラッシュブリーフィングスキル
- JSONかRSSのフィード
- コーディング不要
カスタムスキル
- VUIを自在に定義できる
呼び出し名
- 呼び出し名となるキーワードを決める
- 呼び出し名が入っていることによって残りの文脈をどう使うかを決める
音声インターフェースの難しさ
GUIは画面を見て何をしないといけないかがなんとなくわかる。
VUIは何もないところから開始する。
GUIはネストしていける。
VUIはほとんどトップレベルで処理しないといけない。
ネストはよくない。
言葉表記揺れにも対応
マルチモーダルスキル
Echo SpotのCM
Amazon Japan Official – YouTube
言葉だけではなく、ユーザー体験をより豊かにする。
ただし画面を必ず見ているとは限らない。
スキル開発のライフサイクル
プランニング、音声インターフェースのデザインが非常に重要であり時間をかける。
そのあと、ビルド、テスト、認定、ローンチ、宣伝、最適化 & 改良。
alexa.designでステップバイステップのコンテンツもある
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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