JAWS-UG IoT専門支部「re:invent 2022 Recap(IoT風味マシマシ)」に参加しました
JAWS-UG IoT専門支部の勉強会に目黒で参加しました。
目次
ご案内、説明、会場諸注意など
JAWS-UG IoT専門支部運営 青木さん
IoT専門支部は「なるべく手を動かすこと」をモットーにした「ちっちゃいデバイスが好きなおじさんたち」とのことです。
IoTから見るAWS re:invent 2022 – AWSのIoTの歴史を添えて
SORACOM 松下さん
「論よりコード」なMaxさん。
re:Invent2022で発表されたアップデートは130前後。
2015年にAWS IoTが発表された。
このときにHEMS Demoとして展示されていた。
現在はAWS IoT Coreという名前になっている。
年表でAWS IoTサービスの紹介はわかりやすくてすらすら解説されてました。
AWS IoT GreengrassはLinux向けエージェントによりLambda関数が実行できたり、ローカルMQTTサーバーがあったりする。
AWS IoT AnalyticsはKinesis AnalyticsのAWS IoT版。
AWS IoT Device Managementはデバイスをグループで管理し、AWS IoT Device Defenderはセキュリティ監査する。
各サービスをデバイス側、クラウド側、それをつなげるためのと分けるとこのようになる。
IoTはニューノーマルになっている。
データは集めるのが当たり前な時代。
様々な記事でも「もののインターネット」という説明書きが最近はなくなってきた。
デジタル化→インフラの発展→データ活用
このサイクルで言うと、今のIoTは各物理デバイスのデジタル化、これらをささえるインフラが5Gなど、そしてデータを活用するためには人力ではなくML/AIになってきている。
さらに新しい技術は出てくる。
なのでそれらを目的にあわせて選んで組み合わせて使う。
Maxさんも「インターネットの次にくるもの」の「まだ遅くはない」、好きだったのか。
ほんとおすすめです。
re:Inventで発表があったIoT事例の紹介と考察
t.kizawa さん
CERES Tagという世界初の動物向け衛星接続イアータグの企業の事例発表。
動物の行動を把握して、疫病対策や家畜の収益性の向上につながる。
家畜管理におけるオブザーバビリティ。
衛星通信デバイスは太陽光パネルで発電。
デバイスから衛星への送信データはAWS Ground Stationで収集し、AWSリージョンで処理。
IoTに活かそう!UNIXという考え方
JAWS-UG IoT専門支部運営 立石さん
最近はやりの「UNIXという考え方」に絡めたお話。
re:Invent 2022のWernerキーノートで紹介されたので、課題図書のようになっている「UNIXという考え方」。
この本を理解しているとAWSも理解しやすい。
UNIX Pipeの例を実際のアクセスログで解説されていたので、ものすごくわかりやすかったです。
モノリシックな同期的なロジックだと仕様変更や機能追加に弱く、さらなる複雑化をまねくことがある。
なので、各コンポーネントで適したイベント設計をしたほうが良い。
特にIoT開発にUNIXの考え方を盛り込むと有効。
そして、例としての設計パターンとコードと設定例を紹介されてました。
とにかくわかりやすかったです。
LT CES 2023で展示したAWS IoT FleetWiseのデモの紹介
AWSJ 市川さん
CESは家電見本市からIT/デジタルが中心の展示。
CESで展示されていたAWS IoT FleetWiseのデモの内容を紹介されていました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
Cybozu Circus 2021で「 社長・青野のテレワーク術を大公開! 組織の一体感を高める「プロセス公開型マネジメント」って?」を見ました。
サイボウズさんのCybozu Circus 2021大阪グランフロントに行って、 …
-
-
「JAWS-UG KANSAI meetup Jan 2021」に参加しました
ようやくタイミングがあって、hopinに移行してから初の参加。 「今どんくらい人 …
-
-
LINEとAWSとTwilioとkintoneでBOTを作ってみるハンズオン (4)Step Functionsで複数のLambdaを実行制御する
作る部分 Step Functionsでこれまで作ったLambdaの実行制御をし …
-
-
「HandsWash2020」に参加しました
お久しぶりにハンズラボさんの勉強会に参加させていただきました! 去年、今年と馴染 …
-
-
「SIerIoTLT vol9@サポーターズ 」でLTしました〜
サポーターズさんで開催されたSIerIoTLT vol9でLTしてきました。 今 …
-
-
東大阪メーカーズ・ミートアップ Vol.2に行ってきました
今回初参加で行ってきました。 東大阪メーカーズ・ミートアップとは 「主に東大阪の …
-
-
「JP_Stripes Tokyo Vol.7 Stripe at Doorkeeper and MakeLeaps」で受付をしました
全編英語でJP_Stripes(Stripeの勉強会)の開催がありまして、受付を …
-
-
JAWS DAYS 2018で初めてのランチタイムセッションをやってみました
日本のAWSユーザーグループはJAWS-UGと言います。 JAWS-UGでは年に …
-
-
「Engineering Productivity Meetup #2 in 大阪」に参加しました
AWS SSOのしくみを AWS IAM Identity Centerへ移行し …
-
-
隣の芝生は青かった?!VoiceUI/UXデザイナーがスキル解剖して気づいたいくつかのこと(Alexa Day 2019でのブログ)
以下は、気になったことのメモとか感想を書いています。 登壇者、発表者、主催企業な …