Salesforce WorldTour Tokyo 2018で、つながる世界の熱気を感じた
2018/12/16
去年はたしか芝公園の方だったかと思いますが、今年はビッグサイトです。
数千人レベルで参加者が増えているらしいっす。
到着です。
作年同様にセキュリティが厳しい。
これ、空港のゲートのように探知機を使って、不審物の持ち込みをチェックしてます。
かばんの中身もチェックされます。
それだけに爆発物や凶器のとかの持ち込みもなく安心できるということですね。
まず基調講演を聞きました。
以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容やご意見ではないことを、ご承知おきください。
ドラムとLEDのオープニングでした。
派手ですね〜
目次
つながる世界
代表取締役会長兼社長の小出さんがお客さんの間を歩きながら話されてました。
なんか新鮮です。
今は第4次参議業革命で「つながる世界」であり、インターネットのその次の世界に来ている。
すべてのものがつながる時代が重要なキーワードだと。
つながることにより、可視化された情報が大量に入りやすくなり、顧客優位な時代になってくる。企業側はその顧客に対してどれだけの顧客体験を提供できるかが差別化のキーポイントになる。
情報、状態がわかりにくいサービスよりも、状態がすぐにわかって情報を得ることができるサービスが求められるのは、先日のre:Inventでアメリカに行ったときにも思いました。
UberやLyftもそうですし、Limeという自転車のサービスも自分に一番近い場所の自転車がどこにあって充電状態がどうかがアプリで簡単に見れて、ロック解除できてすぐに乗れました。
それをいちいち問い合わせないと使えないよりも数段便利なわけです。
これは自転車がインターネットにつながっているから実現できることなんですよね。
このLimeについては「シアトルにあったシェアサイクルLimeはすごく便利だと思う」に書いていますのでよろしければご覧ください。
TrailBlazers
ここにいるすべての人がTrailBlazers。
誰でもコミュニテイに参加してsalesforceを学べる。
このTrailBlazersのスライドで紹介されている方々、数名お知り合いがいますが、エンジニアではない方も多くいらっしゃるのですね。
これもSalesforceコミュニティの特徴かなあと思いました。
ロールモデルとして、社員としてsalesforceの管理をしていたユーザーが、2年前にSWTTに参加して規模の大きさに圧倒されていたところ、ユーザーコミュニティセッションをたまたま聞いてそれからコミュニティに参加するようになって、今では運営もしている。
仕事ではsalesforceのソリューションもリリースし、アワードも受賞されて充実した日々を送られている。
Salesforce Customer 360
Salesforceアプリをつなげて使えるプラットフォーム。
SaaSコンポーネントを提供するということですかね。
最近買収したMuleSoftはデータの可能性を解き放つらしい。
最近、MuleSoftという名前をよく聞くなあと思っていたらそういうことだったんですね。
MuleSoftで何が出来るのかはこのあとのセッションを見てくれとのこと。ふむ。セッション出ようかな。
Einstein Voice
Salesforceを音声操作するbotを構築できる。
Speech to TextからAnalyzeボタンで内容を分析して関連情報を教えてくれる。
音声指示に従ってフィールドデータを更新したりもしてました。
事例 WILLER
Salesforceを通して顧客の声がすべての社員に届く。
顧客が一人ひとり何を考えているのかが可視化される。
一人ひとりの顧客にパーソナライズされたよりよりサービスの提案ができる。
顧客の期待以上のものを出せるように取り組んでいる。
平成最後のクリスマスのキャンペーンを作るデモ
メールを送って受け取って開くか開かないかなどで、フローを自動化して作っている。
開いてリンクをクリックして予約を完了した。
出発当日にバスに乗車する。
モバイルチャットからコールセンターに問い合わせができる。
車内の温度調整希望も連絡できる。
これ嬉しいですよね。
運転席から遠く離れていても希望が伝えられるのはありがたいはずです。
チャット画面のサイドには顧客のプロフィールが表示されている。
逆側にはレコメンド情報が表示されている。
チャットが終わったら、顧客が到着したタイミングでクーポンを届ける。
マーケティングオートメーションって、1年ぐらいウォッチしていない間にすごいことになってますね。
以前は顧客がリアルタイムの状態はここまで密接ではなかったと思います。
これも顧客が利用しているサービスと、顧客そのものとインターネットがつながっているから出来ることなんですよね。
すごいですね。
1年も目を離しただけでも、テクノロジーとそれを使う現場の進化は凄まじいです。
ぼーっとしてたらどんどん置いていかれますね。
事例 UNILEVER
「テクノロジーをバックオフィスからフロントオフィスに移動する。」
「プロジェクトベースからプラットフォームベースへ」
400以上のブランド、25億人の顧客
サスティナビリティ = 持続可能性
サステナブルリビングプランという経営理念や社会貢献を達成しているのかどうか、進捗の見える化をしている。
投資対効果がひと目でわかるプラットフォーム。
Herokuで作られているアイスを作ることができるアプリ。
フランチャイズオーナーがログインした画面。
おすすめ発注で自動で数値が入る。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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