CodeGuru ProfilerでLambda関数(Python 3.9)のパフォーマンスを確認した
CodeGuru ProfilerでPython 3.9のLambda関数の推奨事項を確認してみました。
対象のLambda関数はFeedlyのフィードを自動でSlackへ投稿する(AWS Lambda , Amazon DynamoDB)で、Feedlyの新着記事をDynamoDBテーブルに書き込んでいるPythonコードです。
目次
Lambda関数でCodeGuru Profilerを設定
Lambda関数で対応しているPythonランタイムは、3.8と3.9とのことなので、ランタイムを3.9にしました。
Lambda関数の[設定]-[モニタリングおよび運用ツール]でCodeGuru Profilerを有効にしました。
Lambda関数に追加されたもの
環境変数
キー: AWS_LAMBDA_EXEC_WRAPPER
値: /opt/codeguru_profiler_lambda_exec
レイヤー
AWSCodeGuruProfilerPythonAgentLambdaLayer
IAMロールのIAMポリシー
AmazonCodeGuruProfilerAgentAccess
結果
CodeGuruにプロファイリンググループが作成されました。
該当のLambda関数は1時間に1回実行のLambda関数でした。
プロファイリンググループは保留のままで、データは表示されませんでした。
ユーザーガイドのAWS Lambda 関数のプロファイリング データが表示されません。を確認すると、「CodeGuru Profiler が十分なデータを収集できるほど頻繁に呼び出される場合は、Java または Python で実行されている Lambda 関数をプロファイリングできます。Lambda 関数を 5 分間に数回呼び出します。」とあります(ブラウザの翻訳機能で翻訳しました)。
Lambda関数を呼び出しているEventBridgeのスケジュールを1分に1回にしました。
結果データが表示されるようになりました。
レコメンドや異常はひとまずはありませんでした。
CPU視覚化で確認するとLambdaそのものの実行に対しての情報と、Lambda_handlerのパフォーマンスが見えました。
Lambda関数のメモリサイズを倍にして数字がどう変わるか確認してみたいと思います。
結果、何かあればまた別記事で記録します。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
AWS Cost Explorerの設定で「EC2リソースの推奨事項を受け取る」を有効にしました
「EC2リソースの推奨事項を受け取る」という機能がAWS Cost Explor …
-
-
ALBの重み付けルーティングでカナリアリリースをしてみました
当ブログのAMIの更新と、ALBターゲットグループのヘルスチェックを変更したかっ …
-
-
Lucidchart AWSアカウントからインポート機能で自動作図
SNSでLucidchartというサービスが話題になってました。 AWSの環境を …
-
-
T3.nanoで仮想メモリ割当をユーザーデータで実行する
T3.nanoはメモリがだいたい500MBです。 実行する処理によってはメモリエ …
-
-
AWS Wavelengthゾーンを有効にする
画面上で確認しておきたかったので有効にしておきました。 AWS Waveleng …
-
-
Route 53 の加重ラウンドロビンルーティングでロードバランサー
Route 53の加重ラウンドロビンで両方1に設定してみました。 上図はイメージ …
-
-
DynamoDB IAMポリシーで特定属性だけを許可する
検証記録です。 対象テーブル 書籍のサンプルで作ったこちらです。 所属バンドの楽 …
-
-
ブログのアーキテクチャをコストベースで見直しました
当ブログはAWSで構築しています。 アーキテクチャをコストを最重視して見直しまし …
-
-
Former2で既存リソースのCloudFormationテンプレート出力を試してみた
JAWS DAYS 2020の資料確認のお手伝いを少ししてまして、「ゼロからはじ …
-
-
RDS ProxyをAurora MySQLで
Lambda関数をたくさん同時実行してMySQLにアクセスしても大丈夫なようにR …




