Developers Summit 2018 「本番環境で使うContainer – Amazon ECS, AWS Fargate, Amazon EKS」を聞きました
2018/02/17
※写真は展示のAmazon Echo とルンバです。
以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容やご意見ではないことを、ご承知おきください。
スピーカーはAWSJ SAの浅野さん。
コンテナのいいところは、環境に依存しないこと、同じ構成であること、配布が簡単なこと、などなど。
なので、アプリケーションの開発に集中できる。
複数ホスト上でコンテナ管理するのは非常に難しい。
10,20ならまだしも、100,200だとコントロールしづらくなってきて想定外のことが起こる。
内製でコンテナ管理に注力するのはビジネスの差別化にはつながりにくい。
そこでECS。
目次
Amazon ECS
EC2インスタンスの中でタスクという名前でコンテナがある。
ECS Agent , Docker Agent ,
ECS AMI(ECSで使うために最適化されたAMI)
- Task コンテナ
- Task Definition タスク周辺設定の定義
- Cluster タスクを実行するEC2インスタンス群
- Manager 管理
- Scheduler スケジュール設定
- Agent タスクとEC2インスタンスの連携を司る
EC2 Spot FleetをECSのコンテナインスタンスとして使うことが出来る。
タスクにはIAMロールを割り当ててAWSリソースへのアクセスをポリシーで定義出来る。
awsvpcモードでタスクごとにENIをアサインできるのでIPアドレス、セキュリティグループをつけることが出来る。
AWS Fargate
ECSはEC2インスタンスを使うので要件に柔軟に対応できるが、EC2インスタンスを意識(管理)しなくてはいけないが、Fargateでは不要。
東京リージョンに来てから使うのではなく、今のうちに試しておいて東京リージョンに来たときにすぐに使えるようにしておく、それは確かにそうですが、別に東京リージョンじゃなくても使えると思う。
Amazon EKS
K8sは管理、自分たちで運用をするのが非常に大変。
なので、Kubernetesのマネージドサービス。
- エンタープライズ企業が本番のワークロードを実行するためのプラットフォーム
- ネイティブで最新のkubernetes体験を提供
- AWSサービスとシームレスな連携
- Kubernetesプロジェクトと積極的に関わる
という4点をEKSのチームは重要視しているとのこと。
これを抑えておくとEKSが理解しやすくなる。
アンマネージドなKubernetesをAWS上で構築するときはEC2で管理。
EKSはマネージドサービス。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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