Oracle Java SE7 Silverを受験してみて
2015/04/29
目次
受験の目的
- Goldの前提条件だから
- Gold資格を取得する目的は技術レベルを理解してもらう指標とするため
- 実務では必要なところしか覚えないので基礎を知らない
社内SEという職業は専門職でありながら多種多様な業務を遂行する必要があり、そのせいか技術力を低くみられがちであり、多大な費用をかけてでも外製するべき、ボリュームの小さい改善改修案件でも費用発生が当たり前のような風潮があり、そこに甘んじてしまうSEはさらに社外に委ねっぱなしとなる、悪循環に陥りがちかと思います。
何が良いかとはあまり議論したくはないのですが、自分の価値観としては、自分が深く関わるプロジェクトで自分がよく分からないものを人に任せたり、どうやって動いているのか分からないもの担当になるのは、すごく気持ちが良くないもので、作ってはいなくても、きっちり理解した上で人に使ってもらいたい、そしてこれについてはどんな事でも自分が担当なのだから1番よく知ってて当たり前って自信を持って仕事をしたいものです。
実務で何が出来るのかを示すのが話も早く確実なのですが、出来る保証もないのに勤務時間を使わせてもらえる事など当たり前のようにないはずので、どれぐらいの技量があるのかを示すものとして、また基礎を勉強した証として持っておいた方がいいのかなーと思いまして。
あと、自分はそうだったのですが、言語によっては「Hello World」が終わったらあとはリファレンスを調べながら、実装する、って事もありました。
もっと空いている時間で勉強してしていれば良かったのですが、こうなると基本的なところはすっとばしてなんとなく動いているプログラムになってしまってたのですね。
なので、基本をちゃんと章立てて勉強してそれが身についたかを確認する手段としてです。
試験とか資格とか形になるものがある方がちゃんと勉強するものでして。
勉強方法
I2Cさんが開催されているJava SE7 Silver 試験対策セミナーを受講
6章から参加したのですが、受験しようと本格的に思ったきっかけにもなりました。
家で1人でやるよりも集中できるので。
参考書と問題集
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 7
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE7 スピードマスター問題集 (EXAMPRESS)
章ごとに参考書の説明を読んで練習問題をとく。
問題集も同じ章の練習問題をとく。
これをなるべく1日か2日で1つの章をクリアしていく。
間違えた問題、正解したけど選択肢に1つでも納得出来ない問題は、納得出来るまで調べ尽くす。
ひと通り終わったら練習問題だけをもう一度やる。
それぞれの模擬試験をやる。
もう一度練習問題全部と模擬試験をやる。
最終的に537問中521問正解で97.02%になって受験。
勉強時間はトータルで約50時間ぐらいだと思います。
100%目指したので多分必要以上にはやってると思います。
試験対策ではないけど読んでいた本
パーフェクトJava (PERFECT SERIES) (PERFECT SERIES 2)
今は8対応の第2版が出ていますが、5年前に著者の井上さんにお会いする機会があって、その前に購入して読んだ本でした。
試験勉強期間中、空いた時間でもう一度読みなおして、細かい部分まで理解を深める事が出来ました。
試験当日
12:30からの試験予約でした。
前日2時ぐらいまでうだうだやってたので、9時に起床。
風呂に入ってからサンデー・ジャポンを見ながら朝食。
11時30分ぐらいから3km歩いて試験会場へ。
12時に到着して受付したら、もう準備が良ければ始めてもいい、との事。
待つのはいやなのですぐに始めてもらう。
写真を撮って、身分証明書を2枚提示。
簡単に説明を受けて、メモボードとペンと耳栓を借りて、試験会場入り。
印象としては、参考書と問題集と同じレベルかもう一歩つっこんだ選択肢といった内容。
ただし、練習問題と模擬試験の問いと回答全てが理解出来ていれば充分対応出来る内容。
日本語的に何を問われているのか悩む問題はあった。
2時間経過して、残り30分まで見直しを続けて、もう集中力も切れてきた(飽きてきた)ので、終了して受付へ行って終わり。
外に出て10分も立たないうちに確認したらメールが来ていてそのままiPhoneでCertViewへログインして結果を確認。
合格ライン63%で正解率96%で合格。
ほっとした。
翌日にはCertViewで認定証やオフィシャルロゴ画像がダウンロード可能になっていた。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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