LINEとAWSとTwilioとkintoneでBOTを作ってみるハンズオン (3)Lambdaからkintoneへレコードを登録する
2017/08/18
目次
作る部分
Lambdaからkintoneへレコードを登録する部分を作成します。
kintoneテンプレートからアプリを作成する
こちらからkintoneアプリテンプレートをダウンロードしてください。
kintoneにログインします。
※もしもkintoneの開発者ライセンスが間に合わなかった方はkintone30日間トライアルよりトライアル環境を取得してください。
右上の歯車のアイコンから[kintoneシステム管理]をクリックします。
[アプリテンプレート]をクリックします。
[読み込む]をクリックします。
[参照]からダウンロードしたアプリテンプレートのzipファイルを指定して、[読み込む]をクリックします。
アプリが読み込まれました。
家のアイコンをクリックしてポータル画面に戻ります。
画面右の[アプリ] – [+]をクリックしてアプリを新規作成します。
[テンプレートから作成]をクリックします。
先ほど読み込んだアプリがあるので[アプリを作成]をクリックします。
アプリが作成されました。
アプリIDの確認とアプリトークンの発行
作成したアプリを開いてブラウザのURLバーを確認します。
https://****.cybozu.com/k の後にある数字がアプリIDですので控えておきます。
画像の例では 77 がアプリIDです。
「****.cybozu.com」も後で使うのでテキストエディタにコピーしておきます。
アプリの右側にある歯車アイコンをクリックします。
[アイコンと説明]をクリックします。
アプリグループが[Private]になっている場合は[Public]にして[保存]をクリックします。
すでに[Public]になっている場合は[保存]、[キャンセル]、[アプリの設定]のいずれかをクリックして[アプリの設定画面]に戻ってください。
[APIトークン]をクリックします。
[生成する]をクリックして生成されたAPIトークンをテキストエディタにコピーしておきます。
アクセス権は[レコード追加]のみにチェックして[保存]をクリックします。
[アプリを更新]をクリックします。
プログラムのダウンロード
Github-yamamugi_handson_to_kintoneにあります。
こちらのダウンロードリンクからダウンロードしてください。
プログラム解説
一部抜粋
- StepFunctionsから受け取ったデータを取得します。
- kintoneに追加するデータをinsert_recordにセットします。
- requestsモジュールを使ってkintoneのAPI URLにPOSTしています。
- post_record関数の戻り値を登録したレコードのレコードNoにしているのでそれをStepFunctionsへ返します。
Lambda関数の作成
AWSマネジメントコンソールでLambdaを開いて、[関数の作成]をクリックします。
何も選択せず、[一から作成]をクリックします。
何も選択せず、[次へ]をクリックします。
名前 : 2_1_to_kintone
説明 : ヤマムギハンズオン kintoneへレコード登録
ランタイム : Python 3.6
コードエントリタイプは「.zipファイルをアップロード」でyamamugi_handson_to_kintoneからダウンロードしたZIPファイルをアップロードします。
環境変数
* KINTONE_APP : kintoneアプリのアプリID(例では77)
* KINTONE_DOMAIN : kintoneのドメイン(****.cybozu.comを****だけじゃなくて全部入れてください。)
* KINTONE_TOKEN : kintoneで生成したAPIトークン
* LOG_LEVEL : DEBUG(ログを減らしたい場合は ERRORかINFOを設定します)
既存のロールから手順1と同じlambda_basic_executionを選択します。
必要ないとは思いますが、念のためタイムアウトを5分にしておきます。
[次へ]をクリックします。
[関数の作成]をクリックします。
右上の[テスト]をクリックします。
テストイベントを上記で設定して[保存してテスト]をクリックします。
実行結果に kintone_url として、登録されたkintoneレコードのURLが出力されれば成功です。
そのURLをコピーしてブラウザで表示してみます。
パラメータで渡した電話番号とLINE IDが登録されたレコードが編集モードで開きました。
目次
(3)Lambdaからkintoneへレコードを登録する ←今ここ
(4)Step Functionsで複数のLambdaを実行制御する
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
【PR】 「AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー」という本を書きました。
【PR】 「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
【PR】 「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト」という本を書きました。
【PR】 「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」という本を書きました。

開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
「SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪」に行ってきました
SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪に行っ …
-
-
「DeNA re:Invent 2018 報告会」でエンジニアが伝えたいre:Inventの話が聞けた
DeNAさんのre:Invent報告会に参加しました。 開催されているDeNAさ …
-
-
Java SE 7 Silver対策勉強をしながらメモ 2015/2/10
練習問題3日目。 疲れてきた。 でも明日は休みだし一気にやる。 いつものごとくマ …
-
-
IoTセミナー in おおさか「IoTで変わる!企業と働き方」に行ってきました
これからの企業と働き方 ~IoT・AIが創造する未来~ さくらインターネット株式 …
-
-
「JAWS-UG朝会 #17」に参加しました
朝7:30からのJAWS-UG朝会。 コース実施の日は配信スタジオへの移動時間な …
-
-
家族目線(HVC-C2W)SDKサンプルコードを実行してみました(iOS編)
オムロンさんの家族目線(HVC-C2W)SDKサンプルコードを実行してみました。 …
-
-
「RPA勉強&LT会!RPALT vol1@Innovation Space DEJIMA」でLTしました
「RPA勉強&LT会!RPALT vol1@Innovation Space D …
-
-
Salesforce WorldTour Tokyo 2018で、つながる世界の熱気を感じた
去年はたしか芝公園の方だったかと思いますが、今年はビッグサイトです。 数千人レベ …
-
-
「【Twilio x kintone 合同ハンズオン in 大阪】Twilio Studioとkintoneで電話受付システムをつくろう」に行ってきました
「【Twilio x kintone 合同ハンズオン in 大阪】Twilio …
-
-
TwilioJP-UG大阪 第二回 勉強会「Report SIGNAL2016」に行ってきました
TwilioJP-UG大阪 第二回 勉強会「Report SIGNAL2016」 …