ヤマムギ

growing hard days.

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「Serverless Meetup Osaka #01:begin」に参加しました

   

2024/5/25に開催の「Serverless Meetup Osaka #01:begin」に参加しました。

前日の「ChatGPT Meetup Osaka #2」に参加しましたから懇親会、2次会、3次会、4次会が終わった頃には朝日が昇ってました。
一度家に帰って睡眠をとってからグランフロントへ戻ってきました。

今日もR3インスティテュートさんの素敵な会場gusuku Ashibinaa Osakaです。

Cloudflare Workers AI(Python)でサーバーレスGenAI

Shingo Yoshidaさん (Generative Agents / Section-9)

今後はAWSやSaaS、クラウド全般をエンジニアじゃない人に普及したいと考えてて、そのためにサーバーレスはもちろん、コードレスな方向性を広めていきたいです。
ですのでそれらを追求した設計や構築、運用をすすめたい。

固定費用0円の完全サーバーレス(AWS)なRAG構成と業務効率化事例紹介

Sonu Kimさん (Serverless Operations)

Amazon Bedrockを使って固定費0円のRAG構成を作られたお話。
RAGでよく聞くユースケースは社内ドキュメント、お客様向けQ&A、業務効率化。
HTBさんのオウンドメディアでの取り組みとして、動画から音声を文字起こしして関連画像をキャプチャして記事生成。
記事の内容にあった画像が必要なので、動画から画像を数秒単位でキャプチャしてベクトルデータベースに保存して、LLMに検索させた。

こちらのソリューションは後に事例が公開されていました。
最新のLLMを活用しウェブメディア記事の下書きを動画から自動で生成、複数モデルの組み合わせで記事画像も自動選定

アプリケーションはどこで動かすべきか

Higakiさん

ユースケースによってのコンピューティング環境の使い分けを整理されていた。

個人のポートフォリオサイトをCloudflareとAstroで作った話

Okamoto Hidetakaさん

microCMS、WordPress、Qiita、Zenn、dev.to、npm、WordPress.org、Markdownサイトから情報を収集する仕組みがほしい。
フロントエンドはAstroTailwind UI
ホスティング先はCloudflare Pages。
GithubからのCI/CDもできるし個人利用なら無料でやりたいことがだいたいできる。

LINEアプリを支えるアーキテクチャ

Hyodoさん

LINEアプリのばりぐっどくん。
初号機は文字起こし、2号機は翻訳。
当初はGASで動いていた。
ばりぐっどくんシリーズは37本。全部GASだった。
テキストを画像にするお絵かきばりぐっどくんはGoogle Cloud。
Firebaseを中心に開発。決済はStripe。
LIFF(LINE Front-end Framework)。
お絵かきAPIはGCEで自前環境に移行した。
そして、テキーラ観覧車はレゴで作れる。

事例から見るサーバーレスの効果

Shiro Seikeさん (Fusic)

「サーバーレスで開発する上ではサーバーレスらしく開発することが大事」
ほんとそう。
スタンダードなWebサイトで外部連携する追加機能や、機械学習モデルの評価分析環境や、外部SaaSとの連携など事例に基づくアーキテクチャとそれぞれのメリットや理由を解説されていました!
Serverless Landにたくさんの事例が公開されている。

APIライフサイクル管理の進化と生成AIの活用へ

Shinichi Hashitaniさん (Kong)

Kong Gatewayのご紹介。
AI Gatewayもあってモデル呼び出しをヘッダで切り替えできるから、汎用性の高い開発ができる。

Platform Engineering on Serverless

Shimokawaさん (AWS)

プラットフォームチームがやるようなことを開発チームや運用チームや情報システム部門に求めても時間がないんですよね。
だからPlatform Engineeringという役割が明確化したのかもですね。
そのほうが結果的に効率的な開発体験が得られる。
今何も進んでない組織で、やることだけ増やしても多分何も変わらない。

カタログ化によって再開発を防ぐと同時に組織のポリシーも一致できたり、ガードレールの役割も誘導できますね。
Construct HubというCDKのコンストラクトカタログサイトもある。

感想

サーバーレスという言葉やアーキテクチャが当たり前になってきて、サーバーとしてのOSを触る比率が以前よりも減ってきたように感じます。
知ることややることが減ったわけではなく、そのぶん新たなサービスや技術を知ることができ、それにより実現できる成果は数倍にもなっていくのであろうと思います。
引き出しをサーバー→サーバーレスではなく、サーバー+サーバーレスにしていく積み上げ的な感覚でやっていきたい。
そんなことを考えながら今日も道頓堀の夜は更けました。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

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