Mountpoint for Amazon S3を試しました
このブログでは、画像などの配信にS3を使用しています。
WordPressのプラグインはMedia Cloudを使用しています。
WordPress(EC2)の画像のS3へのオフロードをMedia Cloudで
最近リリースされたMountpoint for Amazon S3を使用すれば同じことができないかなと思いまして試してみて機能を確認しました。
結果は用途が違うようで、今回は見送ることにしました。
目次
Mountpoint for Amazon S3関連URL
確認した先はこちらのGitHubとS3ユーザーガイドです。
Amazon Linux 2023にインストール
こちらのAMIにインストールしました。
Amazon Linux 2023 AMI 2023.1.20230912.0 arm64 HVM kernel-6.1
g4ファミリーで使用したかったので、ダウンロード対象はARM64のダウンロード用URLを使用しました。
EC2インスタンスはプライベートサブネットで起動していますが、VPCでIPv6を有効にしているので、Egress Onlyインターネットゲートウェイを使用してインターネット上のURLにアクセスできます。
NATゲートウェイよりもコストが節約できてナイスですね。
ですが、S3へIPv6でアクセスするにはIPv6もサポートしているデュアルスタックエンドポイントにアクセスする必要があります。
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1 2 |
$ wget https://s3.dualstack.us-east-1.amazonaws.com/mountpoint-s3-release/latest/arm64/mount-s3.rpm |
これで無事ダウンロードできました。
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1 2 |
$ sudo yum install ./mount-s3.rpm |
インストールしました。
動作確認
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1 2 |
$ mount-s3 bucketname directory |
マウントしました。バケット名をディレクトリを指定するだけです。
マウント先に作成したファイルのオブジェクトがS3バケットに作成されていることを確認しました。
作成済みのオブジェクトは上書きできませんでした。
コマンドのヘルプ(mount-s3 –help)で確認するとマウントオプションが次のようになってました。
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Mount options: --read-only Mount file system in read-only mode --allow-delete Allow delete operations on file system --auto-unmount Automatically unmount on exit --allow-root Allow root user to access file system --allow-other Allow other users, including root, to access file system --uid <UID> Owner UID [default: current user's UID] --gid <GID> Owner GID [default: current user's GID] --dir-mode <DIR_MODE> Directory permissions [default: 0755] --file-mode <FILE_MODE> File permissions [default: 0644] |
–allow-deleteオプションでマウントして、 cpコマンドにfオプション(確認なし上書き)で実行したら上書きできました。というかできたように見えました。
S3バケットでバージョニングを有効にしていたので、見てみるとDeleteObjectとPutObject両方が実行されているようなバージョンになっていました。
なので、やはり上書きは意図的にサポートしていないようです。
「 If you try to open an existing file with write access, the open operation will fail with a permissions error.」
GitHubにも上記の記載がありました。
そしてユーザーガイドにも、そういう場合はEFSを検討しようと。
今回の用途(WordPressから画像や静的コンテンツ保存に使用したい)には、あわなそうですので、見送ることにしました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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