[JapanTaxi] Athena 指向アナリティクス 〜真面目に手を抜き価値を得よ〜(AWS Summit Tokyo 2017)を聞いてきました
2017/06/05
Athenaのユースケースとして聞きにいきましたが、最近触ってるRe:dashも登場しました。
S3 + Athena + QuickSight or Re:dash or OtherBI はシンプルな構成としてトライしてみたいなと思いまして、こちらの記事で個人の月次データでやってみました。
TuneCoreの売上データCSVをS3に格納してAthenaのクエリをRe:dashのデータソースにして可視化する
以下は当日セッションを聞いてのメモです。
目次
Japan Taxiのサービスの概要と歴史
- 全国タクシー アプリの開発
- アプリからタクシーを呼ぶことが出来る
- カード決済も可能
- 予約も可能
- 目的地を入れることで運賃計算も可能
- 位置情報サービス、移動で人を幸せにする
- タクシー会社が内製しているアプリ
- 提携タクシー事業社322社
- 乗務員向けアプリ
- 運行管理
- 2011年ローンチし、2016年にリニューアル
- AWS , Azure GCPを用途に応じて使い分けているハイブリッドインフラ
- EC2 , RDS. Lambda, Beanstalk , ELB , S3 , SQS , SES , CloudFront
- 監視はDatadog
Athenaを選ぶ理由
- 課金対象がスキャン量のみ
- S3がそのままデータソースなのでS3資産をそのまま使える
- ログは全て(Windows,Linux,SQLServer,FileStorage)S3に集める
- S3の設定がAthenaを意識されてなくても大きな問題はない
使用例
- データ量 : 1.5GB/daily + app log , 5年分
- 緯度経度データなどをRe:dashを使ってマップで見てる
- Re:dashのデータソースをAthenaにしている
- 状態監視はre:dashのalert
予約注文の課題の可視化
- Re:dashとAthenaでリアルタイム監視
- 受けられなかった予約注文を可視化
- 目的は注文ロスの排除
時系列データの可視化
- 注文ピークタイムの計測
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第2版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
Former2で既存リソースのCloudFormationテンプレート出力を試してみた
JAWS DAYS 2020の資料確認のお手伝いを少ししてまして、「ゼロからはじ …
-
WordPressで発生した「No space left on device」に対応
CloudWatch Logsメトリクスフィルターで「No space left …
-
リザーブドインスタンスはじめました
このブログも2014年9月にはじめたので、もうすぐ3年。 1件~17件とばらつき …
-
Amazon InspectorによるLambda関数の脆弱性検出結果を確認しました
AWS re:Invent 2022期間内に発表されましたAmazon Insp …
-
AWS X-Ray SDK for PythonをOrganizations組織内にLambda Layersで共有しました
ローカルでパッケージ作成 インストールコマンドはこちらAWS X-Ray SDK …
-
Amazon Kinesis Data StreamsにTwitter検索データを送信する
Kinesis Data Streamsの作成 ストリーム名とシャード数を決定す …
-
AWS Code Commitをプライベートリポジトリとして使う
GitHubでもいいんですが、アクセスキーとかパスワードとかコンフィグ系で書いて …
-
CodeGuru ProfilerでLambda関数(Python 3.9)のパフォーマンスを確認した
CodeGuru ProfilerでPython 3.9のLambda関数の推奨 …
-
AWS Transfer Family S3向けのSFTP対応サーバーをVPCで作成してEIPをアタッチ
EIPの作成 同じリージョンでEIPを作成しておきます。 SFTP対応サーバーの …
-
Amazon Aurora Serverlessを使い始めてみました(1日経過しての課金結果も)
祝!!! Amazon Aurora ServerlessがGAになりました! …