ヤマムギ

growing hard days.

*

「SORACOM UG Online Handson #1 ~スマホで顔認証編~」に参加しました

   

久しぶりのSORACOM UG勉強会に参加しました。

SORACOM Air メタデータサービス機能とは

ソラコム maxさん

メタデータサービスはシステム開発で役に立つサービス。
SORACOMでのメタデータは、SIMのメタ情報。
SIMそのものから見た時にいっこ外側の情報ということですね。

回線管理の自動化や設定情報の配布に使用できる。
タグとユーザーデータを取得できるうちのユーザーデータを使ってハンズオンをするそうです。
楽しみ♫

ハンズオン

手順はこちら、SORACOM回線を使ったスマートフォンとAWSサービスを用いた画像認識サービスを構築するです。

環境

私は、直接スマートフォンにSIMを差さずにSORACOM plan-DU SIMをSpeed Wi-Fi NEXT W05で使ってみるで設定したSpeed Wi-Fi NEXT W05ルーターをWiFiで使ってハンズオンしてみました。

ハンズオン本編

ソースコードはGithubIoTkyoto/soracom-ug-reko-handsonにあります。

Step1 Cloud9起動してCLI

東京リージョンで手順はt2.microでしたが、けちってt3.nanoのCloud9を起動しました。
CloudShellでもできるだろうという話でしたが、CloudShell向けの手順はまだ作ってないということでCloud9利用でした。

Githubからソースをcloneして、CLIのバージョン確認でStep1は完了です。
ちなみに本日時点でのCLIバージョンはaws-cli/1.18.223 Python/2.7.18 Linux/4.14.214-160.339.amzn2.x86_64 botocore/1.19.63でした。

Step2 S3バケットとRekognitionコレクションの作成

S3バケットをマネジメントコンソールで作成して、プロフィール写真を1枚アップロード。
そしてCLIからRekognitionのコレクションを作成しました。
そのコレクションにS3バケットにアップロードしたプロフィール写真をインデックスしました。

Rekognitionコレクションはじめて使いましたが、比較対象のマスタ画像として使うことができるのですね。
CompareFacesでは2つのオブジェクトを指定しますが、その方法よりもマスタ管理がすっきりできますし、何千枚も元となる画像に総当りしようとすると、ロジックがめちゃめちゃ大変になる

Step3 顔認証用のWeb API(Lambda+API Gateway)を作成

Lambdaが使用するIAMロールに次のようなインラインポリシーを追加するのですが、手順はアカウントがアスタリスクでした。
ですが、ここはRekognitionのコレクション指定なので、アカウントIDは指定しておいても大丈夫ですよね。
なので、指定しました。

API Gatewayは使用量プランを使いますので、APIキー必須にしています。

Step4 SORACOMメタデータサービスを設定する

メタデータサービスの有効化はSIMグループに対して設定するのですね。
JSON形式のユーザーデータを登録しました。

JavaScriptアプリケーションで、SORACOMのメタデータにアクセスして先程のユーザーデータを取得しているのですね。
なるほど。
ここで理解できました。
こうすることで、SIMグループに設定した独自の情報(ユーザーデータ)をクライアントアプリケーションに個別に渡せるのですね。

こんなユーザーデータを設定しました。

このユーザーデータをこちらのコード
soracom-ug-reko-handson/webapp/src/components/SearchFacesSoracom.vueの、getSoracomMetadataで取得しています。

Step5 動作確認

S3で運営によって用意していただいているハンズオン用デモアプリにスマートフォンからアクセスします。

まずは、SORACOMのSIMではない回線で。
SORACOMメタデータが取得できないエラーになりました。

WiFiをSORACOMメタデータを設定したSIMがささっているWi-Fi NEXT W05に変更して画面更新したところ、ユーザーデータに設定した、APIエンドポイントとAPIキーが取得できています。

今の顔写真をアップロードしました。
二日酔いでぼさぼさです。

Rekognitionのコレクションに設定したのはこちらの宣材写真です。

メガネもしてませんし、いやあさわやかですね。

99.45%で一致しました。
すごいですね〜

まとめ

最後は記念写真です!

勉強会ってやっぱりいいですね。
質問や意見交換もできるし。

本編とは関係ないですが、今回のフロントエンドで使われてたVue.jsの勉強を始めたいなあと思ってて、相談したらこちらの本をおすすめいただきました。
さっそく購入したので、勉強開始するっす。

SORACOM-UG運営の皆さま、ありがとうございました!


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - event, study , ,

ad

ad

  関連記事

「今できないことだとしても、やるべきことをやっていく」『挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained.』読書感想

「挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing …

「Kubernetes(k8s)導入とその後」を聞きにCTO Meetupというイベントに来ました

CTOではないのですが、参加者要項に「Kubernetesを知りたいエンジニア」 …

「API Meetup Tokyo #29 ニッポンのAPIエコノミー最前線 〜国産APIが社会を変える〜」に参加しました

API Meetup Tokyoに来ました〜 会場はおしゃれなDEJIMAさんで …

Windowsでの自動化について考える会に出席させていただいた

2015年2月21日 土曜日 詳細はSlideShareの資料を確認してもらえれ …

Innovation EGG 第8回 『可視化・課題と支える技術』に行ってきました

Innovation EGG 第8回 『可視化・課題と支える技術』に行ってきまし …

Developers Summit 2018 「Spinnakerで実現するデプロイの自動化」を聞きました

以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容 …

「Serverless Days Tokyo 2023 サーバーレスは死ぬな!みんなEDA(Event Driven Architecture)として使ってるでしょ?」を見ました

2023/9/23にServerless Days Tokyo 2023に参加し …

実録 JAWS DAYS 2017 ~RoadTrip,スタッフ,ハンズオンメンターで参加しまして~

今年もJAWS DAYSにいってまいりました。 RoadTripの話 去年に引き …

Developers Summit 2018 「本番環境で使うContainer – Amazon ECS, AWS Fargate, Amazon EKS」を聞きました

※写真は展示のAmazon Echo とルンバです。 以下は、思ったことや気にな …

Developers Summit 2018 「自然言語処理・機械学習を活用したファクトチェック業務の支援」を聞きました

以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容 …